「住宅ローン」があるのに離婚しそう?そんなときに必ずやっておくべき事とは?

イザとなってから準備しても手遅れに。トラブルを最小限に抑えるためにも、今すぐ準備しておこう。

執筆者:船守 拓海
更新日:

夫婦トラブルで離婚が頭をよぎってしまった。

しかし、我が家には住宅ローンが残っている・・・。

そんな時、すぐにやっておくべき事があります。

それが出来ているかどうかで、いざ離婚の手続きへ進めることになった際、トラブルに発展する可能性が大きく変わってきます。

後回しにすると、きっと後悔しますので、ぜひ今すぐやっておきましょう。

マイホームの「契約状況」と「価値(正確な数値化)」を知っておく

簡単に言うと、知っておくべきことは以下の2つです。

・マイホームの価値
(具体的な金額として数値化)

・住宅ローンの契約状況
(誰が払っていて、幾ら残っているのか。)

どちらも、今すぐ自宅でカンタンに出来ることなので、以下の記事を読み進めながら確認してみましょう。

(1)マイホームの価値を知る

簡単に言うと、「家を売ったらいくらで売れるのか?」ということを知っておく必要があります。

仮に家を売るつもりはなく、どちらかが住み続けるという選択をする可能性があったとしても、必ず知っておかなければなりません。

なぜなら、財産分与などの話し合いで必要になる可能性が高いからです。

具体的な方法としては、不動産業者に査定をしてもらうことで分かります。

しかし、スマホでもポチポチとカンタンに依頼ができてしまいますし、必ずしも家に来てもらう必要はありませんので、忙しい時でも気軽に利用できてしまいます。

また、査定額は業者によって大きな差が出てしまいます。

例えば、その差が平均で575万円という利用者の調査結果もありますので、とりあえず査定でマイホームの価値を把握をする場合であっても、複数業者に査定を依頼をすることは必須だと言えそうです。

▼そこで、こちらの無料査定サービスを見てみましょう。

ご覧頂ければ分かると思いますが、マイホームの価値を無料で知ることが出来るサービスです。

方法は、とても簡単!
パソコンやスマホを使って、ネット上から査定依頼をするだけ。

不動産業者のところへ行く必要は一切ありません。

私の場合、不動産業者が現在登記されている情報を基に、ある程度正確な金額を査定(机上査定)してくれたあと、「訪問査定をするかどうか」聞かれました。

もちろん、それだけで大丈夫であれば断れば良いでしょうし、もっと正確な細かい金額が知りたければ、されに訪問査定を依頼すれば良いでしょう。

それにしても、ネットだけで査定依頼が出せてしまうとは、便利な世の中になったものですね。

そしてこちらが、その査定結果としてメールで届いたもの。


※机上査定による査定結果例(依頼後まずこちらが届きました)。

※机上査定による査定結果例(依頼後まずこちらが届きました)。

私のマイホームであるこの物件。
もともと街の不動産会社では3,000万円を切る査定結果が出ていたものなので、これほど差が付いてしまうことに、ものすごく驚きました。

 

離婚相手や家族にバレたくない?

ただ、離婚という性質上、自宅の価値を調べているということが家族にバレると、困ってしまうのではないでしょうか。

実際、不動産業者から電話や郵便で連絡されるとバレてしまう可能性がある・・・という場合には、査定申込時、コメント欄へ以下のように記入しておいてください。

「電話連絡、郵送での連絡は困るので、メール連絡のみでお願いします。」

実際に私も査定しましたが、このように記入することで、メールのやり取りだけで済みました。

家族やバレたくない場合には、とてもオススメです。

 

しつこい営業は一切なし!

もう1つ不安だったのが、この手のサービスに良くありがちな「しつこい営業」です。

以前、引越し見積もりサイトを利用したことがあったのですが、依頼直後から沢山の営業電話が鳴ってしまい、困ったことがありました。

そのような経験から、今回も少しばかり心配していたのですが、取り越し苦労にすぎなかったようです。

なぜなら、このサービスで査定してくれる不動産業者は、もともと媒介契約を結ぶことが目的であり、すぐにでも売って欲しいという気持ちは全く持っていないとのこと。

そのため、しつこい営業を行なう必要は一切なく、少しでも高い査定価格を提示して、それを気に入って頂くための努力を重ねているということなのです。

実際、私自身の査定結果が出揃った後、メールで再度「いかがでしたか?」と連絡をくれた業者が2社あっただけで、それ以外の売り込みのようなものは一切ありませんでした。

 

いかがでしょうか。

とにかく、離婚時の話し合いをする上で最も揉めてしまうのが、住宅ローンやマイホームについてです。

それをスムーズにさせるためには、現在の価値を正確に知っておく必要があります。

いざ必要になってから調べようとしても、すぐに数値化出来るものではありません。

今すぐ、忘れずに調べておきましょう。

(2)住宅ローンの契約状況を知る

あなたは、誰が住宅ローンの債務を負っているのか、しっかり把握していますか?

・世帯主のみ

・夫婦でのペアローン(ふたりとも債務を負っている)

おそらく、このいずれかに該当するケースが多いと思います。

もちろん、調べなくても分かっているとは思いますが、念のため住宅ローンの契約書を確認しておきましょう。

マイホームを売るか?どちらかが住み続けるか?

これら2つが分かれば、あとは離婚時の話し合いで、売却 or 夫婦どちらかが住み続けるのかを決めることになります。

・売却のケース

もし売却を選択することになった場合、アンダーローン(売却額>ローンの残高)であれば、その売却益を夫婦で話し合って分割します。

逆にオーバーローン(売却額<ローンの残高)の場合には、ローンの残高を現金などで支払う対応が必要が出てきます。

この場合には、どちらがどれくらいの割合で支払っていくのか話し合う必要が出てくるのです。

・住み続けるケース

もし、オーバーローンなのに支払う現金が無い場合には、どちらかが住み続け、ローンも払い続けるという選択が出てきます。

この場合、ローン契約者 = 住み続ける人であれば話がスムーズなのですが、そうでない場合には、複雑な手続きが発生したり、大きなトラブルに発展する可能性が出てきます。

それを防ぐためにも、住宅ローンを受けている銀行に相談するなど、対策をしっかり行なっておきましょう。

離婚時のマイホーム問題を複雑化させないために

文中でもお伝えした通り、離婚トラブルのなかで揉めやすいのが、住宅ローンやマイホーム問題。

さらに、これらは複雑化しやすいという性質も持っていることから、いかに事前準備をしておくか・・・ということが大切になってきます。

そのためにも、仮にまだ離婚が確定しておらず、うまくいけば回避できるかもしれない・・・という場合でも、まずは事前準備をしておくに越したことはありません。

情報収集をしておかなければ、ほぼ確実にこじれてしまう問題なので、ぜひ今すぐ準備を進めておきましょう。

文責:船守 拓海